サイバーセキュリティ・サミット
– サイバー脅威から神戸のカルチャーを守るには –
神戸のビジネス、そしてカルチャーが脅威にさらされています。インターネットが日常に浸透する中、神戸市のくらしのインフラ、ビジネス、生活、ひいてはファッション・リーディングなカルチャーをどう守るか。この特別なサイバーセキュリティ・セッションが078KOBE KIITO会場で開催されます。
国内外でも著名な、かつ神戸にゆかりのあるサイバーセキュリティ推進者が一同に集い、個人、企業、そして公共的視点に必要な、サイバーセキュリティの現状をブリーフィングします。最近の被害事情とその事前の対策にも触れます。また、技術と社会の観点から、サイバーセキュリティの現状と未来について考えます。ファッションをリードしてきた、新たな機運のポテンシャルがある神戸。では、このカルチャーを守るための前向きなセキュリティ対策を、ハッカーも腰を抜かすほどのレベルで実現できるのではないでしょうか。
神戸の未来を一緒に考えたい方々のご参加を期待します。
開催日時
日時：2023年11月24日（金） 13:00~14:30
出演者
森井昌克：神戸大学大学院工学研究科教授
1989年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程通信工学専攻修了、工学博士。現在、神戸大学大学院工学研究科教授。近畿大学情報学研究所客員教授サイバーセキュリティ部門長。国立研究開発法人日本医療研究開発機構プログラムスーパーバイザー。神戸市重要インフラのサイバー攻撃対策アドバイザー。兵庫県警サイバーセキュリティ対策アドバイザー。サイバーセキュリティ、情報理論、暗号理論等の研究、教育に従事。加えて、安全・安心に基づくサイバー社会構築に向けての社会活動にも従事。関係各学会等の委員長、内閣府等各種政府系委員会の委員を歴任。サプライチェーンサイバーセキュリティコンソーシアム（SC3）運営委員、同中小企業対策WG座長。平成30年度情報化促進貢献個人表彰経済産業大臣賞受賞。平成31年総務省情報通信功績賞受賞。令和2年情報セキュリティ文化賞受賞。電子情報通信学会フェロー。趣味はプログレッシブロック、70’sクラシックロック鑑賞。
幸松哲也：LRM株式会社 代表取締役CEO
1976年兵庫県出身。徳島大学工学部卒業。新卒でTIS株式会社に入社、システム開発の提案から開発、運用保守まで担当する。その後、外資系IT企業、システム会社を経て2006年12月にLRM株式会社を設立、現在に至る。
情報セキュリティコンサルタントとしてISMS、Pマークの取得支援企業は延べ500社を超える。同時に、7年間に渡りISMS認証審査機関において、主任審査員として審査業務に従事してきた。2020年3月に幻冬舎より「そのセキュリティ対策が会社を潰す」を出版。2021年より情報経営イノベーション専門職大学 客員教員に着任。
三木剛：グローバルセキュリティエキスパート株式会社（GSX）
常務取締役西日本支社長
兵庫県警察サイバーセキュリティ対策アドバイザー
独立法人情報処理推進機構（IPA）情報セキュリティ10大脅威選考委員
2007年、前職である（株）神戸デジタル・ラボにて情報セキュリティ事業を立ち上げに参画し、西日本において先駆的にセキュリティサービスの展開を行う。2019年8月よりGSXに転籍し、地方企業のセキュリティレベル向上をミッションとして、体制作りからの支援を行う。2013年より兵庫県警察サイバーセキュリティ対策アドバイザーとして委嘱を受け、各所で講演活動を続けている。
岡田良太郎：神戸デジタル・ラボ (KDL) CSA / OWASP Japan 代表
神戸市出身、神戸市立工業高等専門学校電気工学科卒業。ソフトウェア開発とセキュリティの分野で20年以上の経験を持つリサーチャー。技術ならびにリスクマネジメントアドバイザであり、セキュリティプラクティショナーとして企業のセキュリティプログラムの実装支援に従事している。2017年、株式会社神戸デジタル・ラボのアドバイザとして参画し、2019年に執行役員Chief Security Advisorに就任。
また公的活動として、OWASP Japanリーダー、2022年にグッドデザイン賞を受賞した堅牢化競技会Hardening Projectのメンバー。また、2015年よりビジネスブレークスルー大学（大前研一学長）非常勤講師「教養としてのサイバーセキュリティ」担当。総務省実践的なサイバー防御演習CYDER推進委員。IPA 情報セキュリティ10大脅威選考委員。「CISOハンドブック」(技術評論社) 執筆陣。 MBA(BBT MBA)、CISA(公認情報システム監査人)、CSM(Scrum Master) を保有。